1.しおり
作詞:太志
作曲:太志
編曲:Aqua Timez
川沿いに伸びる小道を拔け
あの時計台まであと少し
口笛が下手なあなたに
コツを教えたのもこの邊り
思い出を飾る額緣なんて
燃やしてしまおうと決めてから
もう地球は何周目だ
そよ風の掃り道 決まって夕方五時
驛前の時計台 そこで待ち合わせる
二分半遲刻して 小走りで驅け寄って
來るあなたを抱きしめた
遙か遠い日の夕暮れ
あれこれと惱んではみたものの
答えらしい答えは見つかりません
「約束」なんて通り過ぎるそよ風に
未來を縫い付けようとすることで…
流れて消えると知ってからなのか
綺麗な景色はいつの日も
少しだけ悲しいんだ
窗際に飾る花 穩やかな晝下がり
こんなにもありふれた素晴らしい日常
「今」を生きようと言うその隙に
「今」が逃げてゆくことを
僕たちは時の流れに教わった
You & I…
驛前の時計台 あと二分半したら
寄り添って步き出す二人がいたのになぁ
一人鳴らす足音 悲しくなんかない
心が明日に向かうには 時間がかかるけど
そよ風の掃り道 あなたは今日その瞳に
何を映し 何を想い 何を望んだの
幸せのありかなど 僕にはわからない
ただこの空を見て想う
「今日もあなたが好きでした」
2.夢風船
作詞:太志
作曲:太志
編曲:Aqua Timez
ある一枚の繪の前に立ち
飽きもせず眺めてる女の子
描かれた手と手には 愛が流れてる
人は皆同じ夢を見てるのかもね
絕え間なく連續してゆくのは
未來の記憶を映すシャボン玉
希望を吹き迂んでまた青空に飛ばす
恐れることなんて何もなかったんだ
無意識の丘に「らしさ」とゆう風が吹くだろう
君はその風の中で胸を張って踴ればいい
しがみついてた多くの飾りを手放した時
君は君を取り戾す
ありのままで素晴らしい自分を
「約束」と名付けられた繪の中
二人はどんな夢を見てたのかな
僕は小指と小指でするそれを
幾つ守れてこれたのだろう
考えさせられるよ
繪と追憶と理想と散步が
氣が付けば僕を夜まで連れてきた
寂しさの降らない街に星は光らない
今 千年前の光が目に映る
幸せなんて言葉も忘れてただ追いかける
その姿がどうであれ僕の道であればいい
誰もが旅人でどこかに向かって步いてる
挫ける度に愛する人の笑顏に助けられながら
昨日がどうだったとか
明日はどうなってくだとか
色んなこと考えるけれど
ないものに怯えるより
在るものと向き合ってゆく
強さを信じて生きてゆこう
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